生ゴミから都市ガスの原料を製造する施設が、大阪・舞洲に完成しました。

 脱炭素化に向けて開発が進む「メタネーション」。水素と二酸化炭素から都市ガスの主成分「メタン」を人工的に作り出す技術で、大阪ガスはメタネーションを実証する施設を大阪の舞洲に建設しました。この施設では市内のスーパーから回収した生ゴミを使って「バイオガス」をつくり、水素と合成してメタンを作り出します。生ゴミ1トンにつき一般家庭約120軒分のメタンを製造できるということです。

 実証後は施設を万博会場近くに移転させ、万博の開催期間中は会場内で出たゴミの一部からメタンを製造して活用する予定だということです。

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