ふるさと納税は地域の魅力を全国に伝えるチャンスであり、自治体の重要な財源でもあるが、一方で懸念もある。

桃山学院大学の吉弘憲介教授は自治体間の格差が広がっていると指摘する。
「(自治体間で)競争すれば、沢山のお金が集まりますよと言うのは簡単なんですが、競争に入ること自体様々な問題を引き起こすこともある」と話す。
寄附額が14億円を超えた福島市に対し、最も少ない平田村は46万円。自治体どうしで税財源の食い合いが生まれているという議論もある。
そもそもの理念である「ふるさとへの恩返し」や「応援したい地域への寄附」を実現するような制度の在り方が求められる。

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