軍事クーデターで拘束されたミャンマーの民主化指導者・アウンサンスーチー氏が収監されている刑務所から軍の施設に移送されたことが分かりました。
現地メディアによりますと、スーチー氏は最近になり、首都ネピドーの刑務所から近郊のピンマナにある軍司令部の施設に移され、軟禁状態にあるということです。
スーチー氏を巡っては、先月にも猛暑対策を理由に刑務所から別の場所へ移送する措置が取られましたが、その後、再び刑務所に戻されていました。
今回の移送ではスーチー氏の所持品の持ち出しが許可されたことから長期間、軍の施設で監視下に置かれるのではないかとの臆測が広がっています。
15日からはASEAN(東南アジア諸国連合)の特使がミャンマーを訪問していて、スーチー氏と面会するかどうかが注目されています。
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