5年前、中国に一時帰国した際にスパイ行為に関与したとして拘束、起訴されていた北海道教育大学の元男性教授が懲役6年の実刑判決を受けたことが分かりました。
北海道教育大学の元教授・袁克勤さんは、2019年5月に中国に帰国した後、スパイ行為に関わったとして拘束され、2021年4月までに起訴されていました。
その後のJNNの取材で、袁さんが今年1月、東北部の長春市の裁判所で懲役6年の実刑判決を受けていたことがわかりました。袁さんは判決を不服として上訴したとみられます。
拘束から5年が経過したことについて会見で問われた中国外務省の報道官は、「詳細は担当部局に問い合わせてほしい」と答えるにとどめています。
大学教授らでつくる「袁克勤先生を救う会」の1人、北海道大学の岩下明裕教授は今回の判決を受け、「袁さんの無罪を主張し続けたい」とコメントしています。
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