ミャンマー軍のクーデターで収監された民主化の指導者、アウン・サン・スー・チー氏が、首都ネピドーにある軍事施設内で監視下に置かれていることがJNNの取材で分かりました。

関係者によりますと、3年前の軍事クーデター後に拘束されたスー・チー氏は今月、収監先の刑務所から移送されました。

現在は首都ネピドーにある軍の司令部の建物に移され、軍や治安当局が監視を続けているということです。

スー・チー氏は先月にも、刑務所から別の場所に移されましたが、これについてイギリスBBCビルマ語版は「一時的に移動しただけですぐに刑務所に戻されていた」と伝えています。

スー・チー氏の移送をめぐっては先月以降、様々な臆測が広がっていて、民主派勢力などからの攻撃を警戒する軍がスー・チー氏を“人間の盾”として利用しているとの見方もあります。

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