銀行詐欺などの罪で起訴された、大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告(39)が罪状認否で形式的に有罪答弁を避け、報道陣の問いかけに対しては無言を貫きました。

水原一平被告
「(Q.水原さん、大谷選手のファン。そして、水原さんを応援してきた人を裏切ったことについて何か一言ありませんか?一言、お願いします)…」
「(Q.水原さん、本当に何もないんですか。一緒にやってきて)…」

 水原一平被告は違法スポーツ賭博のために元通訳という立場を悪用し、大谷翔平選手の口座から1700万ドル=26億円余りを不正に送金した、銀行詐欺の罪などで起訴されています。

 弁護士を通じた文書で大谷選手らに謝罪の意思を示し、すでにアメリカ連邦検察との間では、起訴内容を認める有罪答弁を行うことで合意しています。

 14日の罪状認否で水原被告は、担当の裁判官が重罪事件の有罪答弁を受けられないという形式的な理由で有罪答弁を避け、大谷選手への謝罪のコメントも口にしませんでした。

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