旧ソビエト連邦の構成国ジョージアの議会がいわゆる「スパイ法案」を採択したことを受けて、ホワイトハウスの報道官は「法律が成立した場合、私たちは関係見直しを余儀なくされるだろう」と発言しました。
ジョージア議会は、外国から資金提供を受ける団体を規制するいわゆる「スパイ法案」を採択しました。
これを受けてアメリカ・ホワイトハウスのジャンピエール報道官は14日、法案について「民主主義の価値観に反するものだ」と指摘したうえで「成立した場合、私たちは根本的な関係見直しを余儀なくされるだろう」と述べました。
また、ジョージアはEU＝ヨーロッパ連合への加盟を申請していますが、これについても法律が成立した場合には遠のくとの見方を示しました。
今回採択された法案を巡っては、ロシアで同様の法律が報道の自由の制限や市民の抑圧に使われていることからジョージア国内で懸念が高まり、議会前などで連日抗議活動が行われていました。
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