イスラエルへの報復攻撃を表明していたイランは、イスラエルに対してドローンを発射しました。イスラエルから中継です。

テルアビブです。イスラエル軍はいまから1時間ほど前に緊急のテレビ会見を開き、その中で、イランからイスラエルに対して多数のドローンが発射されたことを明らかにしました。ドローンの数など具体的なことについては分かっていませんが、イスラエル軍は「数時間のうちにイスラエルに到達する」としていて、着弾の恐れのある地域に対しては警報を鳴らすとし、市民に対してシェルターへの避難を促しています。

また、イスラエルメディアは先ほど、「イランから巡航ミサイルも発射された」などと報じていて、複数の兵器を使った攻撃が開始されたものとみられます。

テルアビブ市内、現在、目立った混乱やインフラの異変などは確認されていませんが、上空ではイスラエル軍のジェット機の飛行を数回確認するなど、緊迫した状況が続いています。

イランは、シリアにある大使館の建物が今月1日にイスラエルによるとみられる攻撃を受けて以降、報復を表明していて、今回のドローン攻撃はそれにあたるものとみられています。

イスラエル軍は「防御体制が整っており、攻撃する準備もできている」と述べていて、今後イランに対して応戦する可能性があり、双方の攻撃の度合いによっては緊迫した情勢が一気に激化する懸念があります。

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