休戦交渉が進むなか、イスラエル軍がガザ地区最南端のラファで軍事作戦を開始したと発表しました。
イスラエル軍が公開した映像には、エジプトとの国境にあるラファ検問所付近の様子が映し出されています。
イスラエル軍はラファ検問所が「テロ目的に使用されているとの情報があった」として軍事作戦を展開し、検問所のガザ側一帯を掌握したということです。
ラファ検問所は支援物資運び込みの主要ルートとなっていて、人道支援への影響が懸念されています。
中東の衛星テレビ局「アルジャジーラ」によりますと、6日の夜遅くから民間人の住む地域に対して戦車による砲撃や戦闘ヘリコプターの攻撃が始まり、これまでに20人が死亡したということです。
この攻撃の前にイスラム組織「ハマス」は、交渉の仲介役であるエジプトなどに休戦案を受け入れると表明していて、ガザでは人々が喜びをあらわにする姿が見られていました。
イスラエルによる攻撃が交渉にどのような影響を与えるのか懸念されています。
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