ウクライナ東部ハリコフ州の検察当局は5日、州都中心部に同日ロシア軍の攻撃があり、市民15人が負傷したと明らかにした。飛行機のような翼を持つため射程が伸びる「滑空爆弾」が使われたとみられ、約20棟の集合住宅が損害を受けた。州内の別の集落でも砲撃があり、88歳の女性1人が死亡、2人がけがを負った。
ロシア国防省は5日、ウクライナ東部ドネツク州の集落、オチェレチネを制圧したと発表した。ロシアは対ドイツ戦勝記念日を9日に控え、主に東部で攻勢を強めている。
ドネツク州内の火力発電所も5日、ロシア軍のロケット弾攻撃を受けた。敷地内の数カ所に着弾したとみられるが、損害規模は不明。(共同)
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