3週間ぶりに公の場に現れた水原一平容疑者ですが出廷した際の様子はどうだったのでしょうか。

 (力石大輔記者報告)
 水原容疑者はアメリカ連邦裁判所に出廷しました。日米合わせて80人ほどの記者が集まっていました。傍聴席が足りなくなったため、中に入れない記者も出るほどでした。

 まず服装は上下黒のスーツに白のシャツという姿でした。ただ足には足かせがつけられたまま入廷する形となりました。以前よりも、首回りがやつれてみえたんですが、髪型は変わっておらず、表情は今まで通り、ひょうひょうとしている感じが非常に印象的でした。

 保釈の条件を裁判官が説明したんですけれど、ギャンブル依存症の治療を受ける事、移動を制限することなどを話されていました。その際は、神妙な様子だったんですが、「内容を理解しましたか?」と最後にたずねられると、落ち着いた様子で「イエス」というふうに答えていました。

 その後、水原容疑者が取材対応をするという話を代理人弁護士がしたため、多くのメディアが待ち構えていましたが結局現れることはありませんでした。そのためきょう自身の口から、事件について語られることはありませんでした。

 次回の出廷は5月9日を予定しています。ただ大谷選手、家族に対して謝罪のコメントをすでに出しているため、もしかするとこのまま司法取引になる可能性もありそうです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。