北朝鮮を訪問している中国共産党序列3位の趙楽際氏が12日、中国と北朝鮮の国交樹立75周年を記念する「中朝友好年」の開幕式に出席しました。
中国外務省によりますと、開幕式で趙楽際氏は「習近平国家主席と、金正恩総書記はこれまで5回会談した」と紹介したうえで、「『中朝友好年』を契機に戦略的相互信頼を深め、交流や協力を増やし、中朝友好の新たなページを記していきたい」と強調しました。
一方、北朝鮮メディアによりますと、演説した北朝鮮の崔竜海(チェ・リョンヘ)氏は、「両国の前進の歩幅が大きくなるほど帝国主義者の妨害策動はさらに悪辣(あくらつ)になる」と述べ、協力の必要性をアピールしています。
現時点で、開幕式への金正恩総書記の出席は確認されていません。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。