外国為替市場の円相場は一時、4円以上上昇し、1ドル=153円台前半をつけました。市場では政府・日銀による為替介入の観測も出ています。
アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)は1日、政策金利を6会合連続で据え置くと決定しました。
今後の焦点となる利下げについてパウエル議長は「利下げの確信を得るには想定以上に時間がかかる」と述べ、利下げ時期が遅れる可能性を示しました。
一方で、「次の政策変更は利上げである可能性は低い」として、追加利上げに対する市場の懸念を否定しました。
その後、外国為替市場で急速な円高が進み、円相場は一時、1ドル=153円台前半をつけ、1時間ほどで4円以上、円高になりました。
市場関係者の一部では日本政府と日銀による為替介入の観測も浮上しています。
2日午前6時45分現在では、1ドル=155円台前半で推移しています。
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