パレスチナのヨルダン川・西岸地区でEU=欧州連合の外交官らが、抗議のため集まった学生グループに取り囲まれ石を投げられるなどしました。

 地元メディアによりますと、西岸地区・ラマラ近くの博物館でEU各国の駐在大使らが会議を開いていたところ、ガザ紛争に抗議するパレスチナの学生グループなどに取り囲まれたということです。

 外交官らが立ち去る際には群衆らに追い立てられ石を投げられたほか、公用車の一部が破壊されるなどの被害が出ました。

 外交官らにけがなどはありませんでした。

 事件前、SNS上ではイスラエルへ軍事支援を行うドイツに抗議するため、集まるよう呼び掛けられていたということです。

 ドイツはイスラエルへの主要な武器供給国の一つで、ガザ地区への攻撃に加担しているとしてICJ=国際司法裁判所に提訴されています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。