カンボジアにアメリカ海軍の艦船が8年ぶりに寄港しました。中国による軍事拠点化をけん制する狙いがあるとみられます。

アメリカ海軍の沿海域戦闘艦「サバンナ」は16日、カンボジア南部のリアム海軍基地に近いシアヌークビル港に到着しました。「サバンナ」は20日まで停泊する予定で、カンボジア国防省は声明で、両国の友好関係を強化することが目的だとしています。アメリカ海軍の艦船がカンボジアに寄港するのは8年ぶりです。

リアム海軍基地は、中国の支援によって拡張工事が進められていて、JNNは今年9月、この基地に中国のフリゲート艦2隻が停泊していたのを確認しています。

アメリカとしては、カンボジアへの寄港で、中国による軍事拠点化をけん制する狙いがあるとみられます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。