中国ではアニメや漫画のブームが起きていて、日本から進出したグッズ販売店も店舗を増やすなど盛況です。
日本のアニメグッズ販売大手のアニメイトが去年、上海の繁華街に移転してオープンした「上海旗艦店」は、このにぎわいぶりです。
中国では近年、「二次元」と呼ばれる漫画やアニメなどの関連産業が急成長し、ファンは5億人に上るとの試算もあります。
来店客の男性
「(アニメを見始めたのは)だいたい13、14年前から。(グッズは)かわいいです。自分の推しのグッズを集めるのは達成感がある」
来店客の女性
「最初は『この鉄のかけら(グッズ)に誰が400円も使うんだ、買うもんか』と思っていた。(買い始めると)すごく素敵で、とことんはまってしまった。『400円なんて安い』と思うようになった」
去年から買い始めたという女性の自宅には、棚一面にグッズがずらり。大人も夢中になるのが、最近の二次元ブームの特徴です。
アニメイト上海 営業課長
「こんなにお客さんが来てくれてうれしいです。より多くの人の多様化するニーズに応え続けるのは、挑戦でもあります」
アニメイトは先月、四川省成都市でも新店舗をオープンし、中国国内は5店舗目ということです。
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