トランプ次期政権の移行チームが大手EVメーカーのテスラが反対している「自動運転などでの事故の報告義務」について撤廃を提言したことが明らかになりました。

 アメリカ道路交通安全局は自動運転システムなどを搭載した車両の安全性の調査のため、事故の報告を義務付けています。

 ロイター通信によりますと、この事故報告義務についてトランプ次期政権の移行チームは過剰なデータ収集だとして撤廃するよう提言したということです。

 トランプ次期政権で影響力を持つことになるイーロン・マスク氏が経営するテスラは、これまで1500件を超える事故のほとんどを報告していて、ロイターの分析では、死亡事故45件のうち40件はテスラの車両だということです。

 報告義務が撤廃されればテスラは大きな恩恵を受けるとみられています。

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