韓国の大法院(最高裁判所)は12日、子供の不正入試疑惑で公文書偽造・同行使罪などに問われた進歩系野党「祖国革新党」代表で国会議員の曺国(チョ・グク)被告(59)の上告審判決で、懲役2年の実刑判決とした1、2審判決を支持し、実刑が確定した。韓国メディアによると、曺被告は収監される見通し。
1、2審判決によると、曺被告は妻と共謀。娘と息子が入試で有利になるよう、インターンシップの証明書などの書類を偽造、提出し、大学側の業務を妨害するなどした。
曺被告は進歩系の文在寅(ムン・ジェイン)政権で法相などを務めた。保守系の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が検事総長時代にこの疑惑に切り込み、文政権と対立して注目された。【ソウル福岡静哉】
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