シリアではアサド政権の崩壊により、反体制派の行政機関「シリア救国政府」が暫定政府として来年3月まで政権運営を担うことが決まりました。

 ヨルダンにあるUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)には、アサド政権崩壊以降、シリアに帰ろうとする難民らの相談が増えています。

 ただし、新しい政権運営への不安などもあり、多くの人が状況を見極めているということです。

 新しい政権運営について、北部イドリブを拠点とした反体制派の行政機関である「シリア救国政府」の首相バシール氏が10日、暫定政府の首相に就くことを正式に発表しました。

 バシール氏は移行期間として、来年の3月1日まで政権運営を担うとしています。

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