米紙ニューヨーク・タイムズは9日、8日に終わった歌手テイラー・スウィフトさんの世界ツアーのチケット売り上げが約20億7762万ドル(約3140億円)に上ったと報じた。約21カ月間で149回の公演を実施。同紙は世界各地でのスウィフトさんへの熱狂ぶりが「1960年代のビートルズや80年代のマイケル・ジャクソンさんの最盛期のレベル」だと評した。
スウィフトさんは2023年3月に「ザ・エラス(時代)・ツアー」と題した世界ツアーを開始し、日本でも今年2月に公演があった。ツアーは今月8日にカナダ西部バンクーバーで最終日を迎え、チケット売り上げは音楽ツアーとしては過去最高額を更新した。
公演は「スウィフトノミクス」と呼ばれる経済波及効果を各地にもたらし、東南アジアでは公演を実現させたシンガポールに対して他国から恨み節が漏れる事態にもなった。【ワシントン秋山信一】
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