韓国の尹錫悦大統領の今後について、与党の代表は「外交を含め、国政に関与しない」と宣言しました。

韓国の国会では7日、尹大統領による「非常戒厳」宣言に伴う混乱を追及する弾劾決議案の採決は成立せず、廃案となりました。

与党の韓東勲代表はきのう、「尹大統領は外交を含め、国政に参加しない」と宣言。与党と政府が大統領の早期退陣に向けて協力していくと表明しました。

尹大統領は日韓関係の改善を進めましたが、今後、停滞する可能性があります。

さらに、検察の特別捜査本部は、尹大統領を内乱などの疑いで立件する対象として捜査していると明らかにしました。

野党などが検察に告発していたもので、内乱罪は憲法の秩序を乱す目的で暴動を起こした場合などに適用され、最高刑は死刑です。

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