韓国の尹(ユン)大統領の弾劾(だんがい)訴追案を採決する国会の審議は今も続いています。ソウルから報告です。
(山本志門記者報告)
国会では尹大統領への弾劾訴追案を巡るテーマに移り、投票が行われます。最新情報では与党議員は投票せず退席する見通しで、全員が行動をともにすれば否決となるため、採決の行方が注目されます。
今後ですが、可決した場合は即職務停止となり首相が代行します。一方、否決された場合は尹大統領の職責は続きます。
ただ、7日朝の談話で触れた今後の任期についてどの程度、短縮していくのか与党側との話し合いが始まる予定です。
さらに、不安視されるのは国民の抗議の矛先です。今、行われている退陣集会が拡大していく可能性も捨て切れません。
いずれの結果が出ても尹大統領の権力基盤は失われるとの見方が大勢で、今後さらにいばらの道を進むことになります。
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