ウクライナ軍のシルスキー総司令官(手前)=2月、キーウ(ロイター=共同)

 ロシア軍と戦うウクライナ軍のシルスキー総司令官は27日、ドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地で開かれたウクライナ防衛支援の関係国会合に参加し、前線の戦況は困難で「作戦は複雑さを増している」と訴えた。ミサイルや弾薬の供給が急を要するとして速やかな支援を求めた。

 ゼレンスキー大統領は動画声明で、地対空ミサイルシステム「パトリオット」が「最低でも7基は必要だ」と改めて主張した。

 両州や西部イワノフランコフスク州の発電所がロシアの空爆で損傷。ウクライナもロシア南部クラスノダール地方の製油所を無人機で攻撃した。双方のインフラ施設への応酬が激化している。(共同)

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