中国中部の湖南省で通学中の児童らに車が突っ込んだ事件で、警察は39歳の男を拘束したと発表しました。ただ、詳しい動機などは明らかにされていません。
中国国営メディアなどによりますと、中部の湖南省で19日午前7時半ごろ、小学校の門の前で通学中の児童らに車が突っ込みました。
車が小学校の敷地内に入ろうとして、警備員や児童、保護者らをはねたということです。
この事故で多くの児童らが病院に搬送されましたが、これまでのところ死者がいるとの情報はありません。
また、北京の日本大使館によりますと、被害者に日本人はいないということです。
地元警察は午後、39歳の男を拘束したと発表しましたが、被害者の人数や動機などの詳細は明らかにされていません。
中国では、11日に広東省珠海市で車にはねられて35人が死亡したほか、16日には江蘇省無錫市で刃物で切り付けられて8人が死亡した事件など、無差別の殺傷事件が相次いでいます。
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