中国中部の湖南省で通学中の児童らに車が突っ込んだ事故で、地元当局は中国メディアに対して、死者はおらず警察が運転手を拘束したと説明しています。
中国国営メディアなどによりますと、中部の湖南省で19日午前7時半ごろ、小学校の門の前で通学中の児童らに車が突っ込みました。
地元当局は車が小学校の敷地内に入ろうとして、警備員や児童、保護者らをはね、警察が車を運転していた男を拘束したと説明しています。
男は小学校の関係者ではないということです。
この事故で多くの児童らが病院に搬送されましたが、これまでのところ死者はおらず、北京の日本大使館によりますと、被害者に日本人はいないということです。
警察当局からの公式の発表はまだなく、事件か事故かは明らかになっていません。
中国では、11日には広東省珠海市で車にはねられて35人が死亡したほか、16日には江蘇省無錫市で刃物で切りつけられ8人が死亡した事件など、無差別の殺傷事件が相次いでいます。
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