フィリピンを拠点とした犯罪グループ「JPドラゴン」の幹部らが、強制送還されました。警視庁は、一連の広域強盗事件を起こした「ルフィグループ」との関連も調べる方針です。
19日朝、フィリピンから強制送還されたのは、日本の元暴力団員らで作られたグループ「JPドラゴン」の幹部・小山智広容疑者を含めた3人です。
3人には、2019年に都内で起きた50代の女性に対する特殊詐欺事件に関与したとして、窃盗容疑で逮捕状が出ています。
小山容疑者は拘束される前、ANNの単独取材に応じ、「JPドラゴン」のフィリピン当局への影響力を語っていました。
小山智広容疑者
「(『JPドラゴン』のトップは)やっぱり警察、イミグレーション(入国管理)色々知り合いがいます。『○○さん』くらいになると警察を動かせる力はあるので」
警視庁は、小山容疑者らを19日午後にも逮捕し、グループの実態解明を進めるとともに、「JPドラゴン」と「ルフィグループ」に接点があったとみて関連を調べる方針です。
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