イスラエル軍の空爆で破壊された集合住宅=パレスチナ自治区ガザ地区北部ベイトラヒヤで2024年11月17日、ロイター

 イスラエル軍は17日、パレスチナ自治区ガザ地区北部ベイトラヒヤの集合住宅を空爆し、ガザ当局によると、少なくとも72人が死亡した。死者は子どもや女性も含むと報じられている。イスラエル軍はガザ北部を中心にイスラム組織ハマスの掃討作戦を続け、民間人の犠牲者が増え続けている。

 中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」によると、この集合住宅には6世帯が暮らしていた。ガザ保健当局は17日、昨年10月のイスラエルとハマスによる戦闘開始からのガザ側の死者が4万3846人になったと発表した。

 一方、ロイター通信は16日、イスラエル中部カイザリアのネタニヤフ首相の私邸に閃光(せんこう)弾2発が撃ち込まれ、庭に落下したと報じた。ネタニヤフ氏や家族は不在で、被害は確認されていない。警察が捜査を進めている。【エルサレム松岡大地】

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