フランス・パリの名門教育機関で26日、イスラエルの軍事行動に抗議する学生らが施設を占拠し、教育機関側にイスラエルの行動を正式に非難することなどを求めました。

フランスの名門高等教育機関・パリ政治学院では、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの軍事行動に反対するデモが拡大し、25日夜から学生らが施設の一部を占拠しました。

学生らは学院側に対し、イスラエルの行動を正式に非難することや、イスラエルを支持する機関や団体との協力関係を断つことなどを求め、一時、警察が出動する騒ぎとなりました。

学院側と学生らが協議した結果、学院側がすべての学生が参加できる対話集会を開くことなどを約束し、学生らはデモを中止しました。

イスラエルの軍事行動に対する大学での抗議運動はアメリカでも広がっていて、各地の大学であわせて少なくとも数百人が拘束されています。

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