ロシアのショイグ国防相と中国の董軍国防相は26日、上海協力機構(SCO)国防相会議が開かれたカザフスタンの首都アスタナで会談し、中露の軍事協力は世界の安定にとって重要だとの主張で一致、結束を誇示した。米国は、中国がウクライナに侵攻するロシアに軍事転用可能な半導体などの物資を輸出し、防衛産業を支えていると批判を強めている。
ロシア国防省によると、ショイグ氏は中露合同演習などは「防衛力を強化し、世界と地域の安定を維持するため重要な要素だ」と指摘。董氏も「国際情勢が変化する中、中露軍事協力は世界の戦略的安定にとって重要だ」と応じた。(共同)
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