アメリカのUSTR=通商代表部は、台湾との経済連携強化に向けて29日から台北で協議を行うと発表しました。
アメリカと台湾は経済面での連携を強化するため「21世紀の貿易に関するアメリカ・台湾イニシアチブ」という枠組みを作っています。
アメリカのUSTRは26日、この枠組みについての交渉を29日から台北で行うと発表しました。貿易分野の複数の課題について話し合うとしています。この枠組みのもとで去年6月には貿易手続きの円滑化などを盛り込んだ協定に署名していて、これが初めての成果となっていました。
バイデン政権は日米や東南アジア各国などが参加する経済連携の枠組みとしてIPEF=インド太平洋経済枠組みを発足させましたが、中国の反発などを懸念して台湾の参加は見送っていて、米台の枠組みにより台湾との経済関係の強化を進めています。
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