イギリス王室はがんの治療を続けているチャールズ国王が来週、公の場所での公務に復帰すると発表しました。

 チャールズ国王(75)は30日にカミラ王妃とともにロンドン市内の病院を訪れ、医療関係者やがん患者と面会する予定です。

 チャールズ国王が公の場所で公務を行うのは、今年1月に前立腺肥大を治療し、その後の検査でがんが見つかって以降、初めてとなります。

 イギリス王室によりますと、国王のがん治療は継続されるものの、担当医師は「これまでの経過に十分満足している」ということです。

 一方、イギリス王室は6月後半に天皇皇后両陛下が国賓としてイギリスを訪問されると発表しました。

 チャールズ国王ががんを公表して以降、国賓の訪問は初めてです。

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