アメリカのオースティン国防長官は韓国の金龍顕(キム・ヨンヒョン)国防相と会談し、ロシアに派遣された北朝鮮の兵士がウクライナとの戦闘に参加する可能性に強い懸念を示しました。

アメリカ オースティン国防長官
「ウクライナ国境のクルスク州で、ロシア軍の戦闘支援にロシアが北朝鮮の兵士を使う懸念を深めている」

 オースティン長官は北朝鮮の部隊の一部はすでにウクライナに近付いていると指摘し、兵士が戦闘で死ぬことになると警告しロシアからの即時撤収を求めました。

 韓国の金国防相は北朝鮮がロシアを支援する見返りに、戦術核兵器や潜水艦発射ミサイルに関する技術移転を求める可能性が高いと指摘しました。

 また、来月5日のアメリカ大統領選挙の前後に7回目の核実験など、さらなる挑発行動に踏み切る懸念があると述べました。

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