世界の片隅…砂漠の真ん中に突如、現れた大穴。中から炎が噴き出す「地獄の門」と呼ばれています。
■「地獄の門」50年以上“灼熱”
ユーラシア旅行社 上野 宏さん「メラメラ熱気を感じます。50年以上 燃えている」 ユーラシア旅行社 上野 宏さん この記事の写真は9枚
長きにわたり人々を苦しめてきた「地獄の門」が…ついに閉じられようとしています。
いったい何が起きたのでしょうか!?
地獄の門砂漠の真ん中に開く大穴…灼熱の炎が噴き出す「地獄の門」といわれる場所です。
地獄の門場所は中央アジアの西部「トルクメニスタン」の中央付近にある砂漠。
そこにぽっかりと開いた大穴が…
これが「地獄の門」直径約90メートルです。
この門は地獄に…
ユーラシア旅行社 上野 宏さん「つながってないと思うんですけど…落ちたら もう助からない。天然ガスを採掘しようとした時に、事故で大きな穴が開いてしまった」 ユーラシア旅行社 上野 宏さん
実は…1971年、天然ガスの掘削中の事故で穴が空きました。
天然ガスの掘削中の事故そこから有毒ガスが噴き出し、それを食い止めるために火をつけたところ、
有毒ガスが噴き出す数日でガスが燃え尽きるはずでしたが、50年以上経った今でも燃え続け…
50年以上燃え続けるその見た目から「地獄の門」と呼ばれるようになりました。
そして今では…
ユーラシア旅行社 上野 宏さん「観光地としては一番有名になった。わが社では人気のツアー。うちの会社だけで年間150人(の旅行者)」 ユーラシア旅行社 上野 宏さん
そんな観光地の「地獄の門」が閉ざされる可能性が…その理由は?
トルクメニスタン当局「地獄の門から放出されるガスを地中から採取する」
近隣住民への長期的な健康被害や、環境への悪影響を懸念してのことだといいます。
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