南米ウルグアイで任期満了に伴う大統領選挙が行われ、当選に必要な過半数を獲得した候補が出なかったことから、上位2人が決選投票に進むことになりました。
ウルグアイの選挙当局によりますと、27日に行われた大統領選挙で、開票率99.9%の時点で中道左派の野党「拡大戦線(FA)」のヤマンドゥ・オルシ氏が43.94%を獲得し、首位となりました。
しかし、当選に必要な過半数には達しておらず、2位となった中道右派の与党「国民党」のアルバロ・デルガド氏との決選投票に進むことになりました。
決選投票は11月24日に行われます。
オルシ氏は「世界一貧しい大統領」として知られるムヒカ元大統領が支持しており、社会福祉政策の強化と麻薬密売摘発に向けた治安強化を訴えています。
一方、現大統領の後継とされるデルガド氏は、治安強化のほか、減税や海外投資誘致といった経済政策を訴えています。
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