アメリカ大統領選でトランプ氏を支持する実業家、イーロン・マスク氏が過去にアメリカで不法就労していたとメディアが報じました。

 26日付のワシントン・ポストによりますと、南アフリカ出身のマスク氏は、1995年に、大学の博士課程に進学するためにアメリカに入国しましたが、実際には入学せず、自ら起業した会社で働いていたということです。

 起業当時、アメリカに滞在する資格がなかったことを認めるマスク氏の電子メールが、過去の裁判で提出されたと報じています。

 大統領選でマスク氏は、不法移民の強制送還を公約に掲げるトランプ氏を全面的に支持し、不法移民を非難しています。

 マスク氏の疑惑を巡り、バイデン大統領は、「世界で最も裕福な男は不法に働いていた」と批判しました。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2024

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。