中国・上海ではこの時期、市街地で恒例となっているハロウィンの仮装を、当局が取り締まる動きが起きています。
ハロウィンの季節には例年、仮装した市民らでにぎわうこのエリアでは、今年はコスプレを理由に、警察から店に入るのを止められる人が相次ぎました。
コスプレをした女性
「今年はコスプレ禁止ということでした。人が多くて雑踏事故を防ぐためだと。ひょっとすると日本のキャラクターだからかも。皆『愛国的』だから」
一部のメディアは、上海市当局がハロウィン期間中、市内中心部でのコスプレを禁じる通知を出したと報じています。
ある店のスタッフは、「警察から口頭で通達があった」と、規制の存在を認めました。
過去には新型コロナ対策の防護服の職員や、街中に設置された「監視カメラ」のまねをするなど、政府を揶揄(やゆ)するような仮装もあり、当局が神経をとがらせている可能性もあります。
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