インドネシアで20日、国防相を務めたプラボウォ氏が新しい大統領に就任しました。前政権の外交路線などを継続させ、経済成長を加速させる方針です。
インドネシアの首都ジャカルタで20日、新たな大統領プラボウォ氏の就任式が行われました。
プラボウォ氏は就任宣誓後の演説で、「多くの子供たちが栄養失調であり、国民の多くが十分な仕事に就けていない」と述べ、問題解決に取り組む姿勢を強調しました。
プラボウォ氏は、外資の誘致を加速させ、経済成長率を8%以上に引き上げるほか、学校給食を無償化する政策などを掲げています。
また、前のジョコ政権が進めた全方位外交の路線を継続し、日本やアメリカ、中国、ロシアなどと関係を強化する方針です。
一方、軍の幹部だったプラボウォ氏は、過去に民主活動家への人権侵害の疑惑などがあり、強権化を懸念する声もあります。
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