G7=主要7カ国の初の国防相会合がイタリアで開かれ、中国の海洋進出に深刻な懸念を表明したほか、ロシアと北朝鮮の軍事協力強化を非難しました。
19日、イタリア南部のナポリでG7として初の国防相会合が開かれ、共同宣言が発表されました。
宣言では中国が海洋進出を進める東シナ海・南シナ海情勢について「深刻な懸念」を表明しました。
また、中国が台湾周辺で実施した大規模な軍事演習についても懸念を示し、インド太平洋地域の安定に向け協力していくことを確認しました。
会合では北朝鮮兵士のロシア軍への派遣についても議論され、ロシアと北朝鮮の軍事協力強化を非難しました。
ウクライナのウメロフ国防相も特別に参加し、ロシアによる軍事侵攻を終わらせるためにまとめた「勝利計画」を説明しました。
これを受けG7は、ウクライナの恒久的な平和実現のための支援を確認しました。
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