ガザ地区中部にある病院の敷地内で市民らが避難していたテントにイスラエル軍の空爆があり、少なくとも4人が死亡しました。

 イスラエル軍は14日、ガザ地区中部のデイルアルバラにあるアルアクサ病院がイスラム組織「ハマス」の拠点となっているとして空爆したと発表しました。

 市民に危害を加えるリスクを減らすため事前に措置を取ったとしていますが、ガザ保健省によりますと、少なくとも4人が死亡し、40人以上がけがをしたということです。

 多くは女性や子どもだとしています。

 標的となったアルアクサ病院の敷地内には市民らが避難するテントがあり、当時、多くの人が身を寄せていました。

 ハマスは声明を出し、「イスラエルはテントや避難所で子どもや女性、老人を焼き殺している」と非難しました。

 そのうえで「今こそ行動をエスカレートさせる時だ」と反撃を示唆しました。

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