投開票まで3週間あまりに迫ったアメリカ大統領選挙で、黒人有権者の民主党・ハリス副大統領への支持が前回の選挙でのバイデン氏と比べて大きく下回っていることが明らかになりました。

ニューヨーク・タイムズなどが全米を対象に行った最新の世論調査では、黒人有権者の78%が民主党候補者の「ハリス副大統領に投票する」と答えました。

今年7月にバイデン大統領が選挙戦から撤退する前に「バイデン氏に投票する」と答えていた人は74%で、ハリス氏に代わったことで黒人有権者の支持が伸びた形です。

ただ、前回2020年の大統領選挙では黒人有権者の90%が当時の民主党候補だったバイデン氏に投票していて、ニューヨーク・タイムズは“このままの状態が続けば、勝敗を左右するとみられている激戦州でハリス氏の勝利が危うくなる”と分析しています。

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