退任後、初めての海外訪問に出発した台湾の蔡英文前総統がチェコに到着しました。国際会議でスピーチを行うとみられます。

12日に台湾を出発した蔡英文前総統は13日、旧ツイッター「X」でチェコに到着したことを報告しました。

台湾とチェコには正式な外交関係はありませんが、2020年以降、上院議長や下院議長が台湾を訪問したほか、台湾からも外交部長がチェコを訪問するなど、関係を強めています。

蔡前総統はチェコで国際会議「フォーラム2000」に出席し、スピーチを行うとみられますが、訪問中の日程は明らかにされていません。

台湾メディアによると、ヨーロッパ訪問は20日までの予定で、フランスも訪問するとみられます。

一方、「台湾統一」を掲げる中国は国交のある国々に対し、台湾と公式な交流を持たないよう求めていますが、イギリスの有力紙「ガーディアン」は、中国の反発を懸念したイギリス側が蔡前総統に訪問の延期を求めたと報じています。

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