イスラエル軍は限定的な地上侵攻を続けるレバノン南部でイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘員を拘束したと明らかにしました。

 イスラエル軍は13日、レバノン南部にある建物の中で地下トンネルを発見したと発表しました。

 部隊が周囲を包囲したうえで、トンネルを調べた結果、深さ7メートルの場所にヒズボラが武器などを隠す施設が見つかったとしています。

 さらに、この場所に潜んでいたヒズボラの戦闘員の身柄も拘束したと明らかにしました。

 その後、尋問のためイスラエルの拘留施設に移送したとしています。

 イスラエルがレバノンへの限定的な地上侵攻に踏み切って以降、ヒズボラの戦闘員を拘束したと発表したのは初めてのことです。

 イスラエル軍は13日も、レバノン南部でロケット弾の発射拠点などおよそ200カ所を標的とするなど攻撃を続けています。

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