日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル賞受賞が決まったことを受け、国連のグテレス事務総長は11日、「被爆者の絶え間ない努力と強さは、世界の核軍縮運動の背骨となってきた」とたたえ、祝意を示した。
グテレス氏は声明で、過去の被爆者たちとの面会を「決して忘れない」と述べ、「核兵器がもたらす恐ろしい被害を伝える無私無欲の魂の証言者たち」に敬意を示した。
核兵器については「安心も保護も安全も提供しない死の装置」だと指摘。世界の指導者に対し、被爆者の視点で核廃絶に向けた努力を続けるよう訴えた。【ニューヨーク八田浩輔】
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