米西部ワシントン州で10月3日、「約100匹の野生のアライグマに家が取り囲まれている」と警察に通報があった。現地の保安官事務所が発表した。住民の女性は約35年前から餌付けしていたが、8月下旬ごろから突然アライグマが急増したという。米メディアは「アライグマの侵略」と報じ、野生動物に餌付けしないように警鐘を鳴らしている。
発表によると、保安官が現場に急行したところ、女性は車の中に避難していた。女性は「アライグマは昼夜問わずやってきて、エサを要求した」と証言した。
州当局は女性に駆除業者と対応を相談するように助言した。ただ、アライグマを捕まえて別の場所に運ぶ費用として、以前の見積額は1匹当たり500ドル(約7万4500円)と高額だったといい、実際に対策がとられたかどうかは不明だ。【ワシントン秋山信一】
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