イスラエル軍は10日、レバノンの首都ベイルートを空爆し、少なくとも22人が死亡しました。
レバノン保健省によりますと、イスラエル軍は10日、首都ベイルート中心部を空爆し、少なくとも22人が死亡、117人がけがをしました。
AP通信によりますと、イスラム教シーア派組織ヒズボラは空爆について、“ヒズボラの高官を狙ったものだったが、失敗した”としています。
また、イスラエルは今月1日に大規模なミサイル攻撃を行ったイランに対し、報復攻撃をすると明言していますが、現地メディアは、10日夜の閣議で承認される予定だと伝えています。
さらに、イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザへの攻撃も続けています。10日には中部にある学校を空爆し、ガザ保健当局によりますと、これまでに28人が死亡、54人がけがをしたということです。
この学校には多くの避難民が身を寄せていたということですが、軍は声明で、「イスラム組織ハマスの司令部があった」などとし、「テロリストに対する正確な攻撃だった」と主張しています。
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