アメリカ・フロリダ州に上陸したハリケーン「ミルトン」は、勢力は下がっているものの、大雨や強風による被害が各地で相次いでいます。
ハリケーン「ミルトン」は9日、フロリダ半島に5段階で3番目に強い「カテゴリー3」で上陸し、その後、「1」に勢力が下がりました。
しかし、フロリダ州では予想を上回る量の雨が降り続いていて、CNNによりますと、この数時間で5カ月分の雨が降ったということです。
大雨により、多くの地域で河川の水位が上昇し洪水が発生しています。
フロリダ州では10日早朝時点で、およそ300万世帯が停電しているということです。
アメリカ国立気象局によりますと、9日だけで少なくとも27個の竜巻が確認され、数百以上の建物が破壊されたとしています。
メジャーリーグ、タンパベイ・レイズの本拠地のスタジアム「トロピカーナ・フィールド」では、強風によりドームの屋根の一部が吹き飛ばされました。
「ミルトン」はまもなく大西洋に抜けますが、フロリダ州当局は夜が明けた後、各地の被害状況を調査するとしています。
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