ASEAN=東南アジア諸国連合の関連首脳会議が始まり、南シナ海の領有権をめぐって中国との対立を深めるフィリピンのマルコス大統領は国際法を遵守する重要性を改めて強調しました。
首脳会議はラオスで9日に開幕し、中国とフィリピンなどの対立が深まる南シナ海の領有権問題などについてASEAN加盟国が議論を交わしました。
フィリピン マルコス大統領
「法の支配や国際法を遵守するという原則(を主張した)」
経済的な影響力を強める中国への配慮などから、加盟国の対応には温度差も目立ちますが、マルコス氏は「現状を変えようと新たな戦略を練っている」と述べました。
一方、内戦状態が長期化しているミャンマー情勢をめぐっては、タイがミャンマー軍を交えた非公式協議の開催を提案したということです。
10日からの関連首脳会議には石破総理も出席する予定で、中国の李強首相らとの個別会談も調整しています。
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