ロイター通信によると、イスラエル当局は9日、北部の都市ハデラの4カ所で相次いで人々が刺され6人が負傷したと発表した。そのうち2人の容体は深刻な状態だという。当局はテロとして捜査に臨み、実行犯について「脅威を取り除いた」との見解を表明した。
イスラム組織ハマスなどとの戦闘を続けるイスラエルでは今月に入り、住民らが襲われる事案が相次いでいる。
1日には商都テルアビブで、通行人が銃や刃物による襲撃を受け、7人が死亡し、10人以上が負傷した。6日にも南部ベエルシェバで男が銃を乱射し、イスラエルメディアによると、女性の警察官1人が死亡し、10人がけがをした。【大前仁】
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