パキスタン南部カラチの国際空港近くで6日夜(日本時間7日未明)に爆発があり、ロイター通信は中国人2人が死亡し少なくとも10人が負傷したと報じた。反政府武装組織が中国人を狙ったとする犯行声明を出した。
在パキスタン中国大使館は、中国人らが乗った電力会社の車列が狙われたとして犯行を強く非難した。
声明は、南西部バルチスタン州の分離独立を主張する反政府武装組織「バルチ解放軍」が出した。インフラ整備を進める中国を敵視しているとされる。
カラチでは4月、通勤中の日系企業の現地駐在員ら日本人5人を乗せた車が襲撃され、1人がガラス片で足に軽傷を負った。(共同)
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