イスラエル軍はイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘で初めて死者が出たと明らかにしました。レバノンへの地上侵攻に伴い、戦闘が激化しています。

 イスラエル軍はレバノン各地で連日、空爆を続けています。

 レバノン保健省によりますと、首都ベイルートの中心部で3日未明にあった攻撃では、少なくとも5人が死亡し、8人が負傷したということです。

 また、イスラエル軍は2日、レバノン南部の村でヒズボラの戦闘員との銃撃戦に参加した特殊部隊の隊員全員が死亡したと明らかにしました。

 他の戦闘と合わせ、これまでに兵士8人が死亡したとしています。

 ヒズボラ側も、南部に侵入しようとしたイスラエル軍と戦闘があったと明らかにし、「敵の死傷者は非常に多いが、彼らはそれを隠している」と主張しました。

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